
2025年9月24日 | お仕事

3期10年の節目を迎えた9月定例会議で一般質問を行いました。下記ご報告いたします。
1.国際会議観光都市について
ことし3月、福島市は観光庁から国際会議観光都市の認定を県内で初めて受けました。来 年6月には認定後初めてとなる、国内外の原子核物理の研究者ら400人が参加する国際会議がパルセいいざかで開催されます。これを契機に今後は高い経済効果が期待できる国際会議を積極的に誘致し、「国際会議観光都市」をブランド化、交流人口を増やすべきと主張しました。また、中心部に人が集まる施設もなく、これまで多くの学会や大会等が流出していたと思っていた福島市において、パルセいいざかのような既存施設を会場に国際会議ができるのであれば、300億円という高額な費用をかけてまで、福島駅前交流・集客拠点施設を整備する必要があるのか慎重な議論が必要と強調しました。
市長は本市で来年6月に開催される国際会議を成功させ、国や日本政府観光局とも連携を図りながら、今後コンスタントに開催地として選ばれる都市となるよう戦略的に国際会議都市としてのブランド化を図ってまいります。また駅前交流・集客拠点施設の開業や県文化センターの再開も見据え、より規模の大きい国際会議等の誘致を目指し攻めの取り組みを推進すると述べました。
2.外国人雇用について
国際会議観光都市のブランド化を進めるうえで外国人の受け入れ、雇用は不可欠であるとして行政、事業者、市民らが一体となったきめ細かい受け入れ態勢の構築を求めました。
3.農林業について
今夏のモモの高温、渇水被害を受け、フルーツ王国ふくしまのブランドを守るため、今後さらに強力な支援策が必要であると主張しました。また福島市民のシンボルである信夫山における「ナラ枯れ、マツクイムシ被害」について、市民一丸となり新たな対策を構築すべきと主張しました。
※今後も本市を取り巻く諸課題にさまざまな視点から提言してまいる所存です。ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。